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[國際] 熊本で「3000万円の庭付き戸建て」が6000万円に爆上がり…!<<<輝煌的背後 [複製連結]

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發表於 2024-2-20 07:04:46 |只看該作者 |倒序瀏覽
熊本で「3000万円の庭付き戸建て」が6000万円に爆上がり…!台湾半導体「TSMC」の進出で起きた「空前のバブル」がヤバすぎる2/20(火) 6:33配信 現代ビジネス

 今、熊本は空前の「半導体バブル」に沸いている。株式市場からも注目されているその理由は、TSMC(台湾積体電路製造)の進出である。

 同社は「台湾のシリコンバレー」と称される新竹市に本社を置く、世界最大手の半導体受託生産会社だ。1987年、実業家の張忠謀前会長(92歳)が創業した、社員数7万3000人、売上高2兆6000億台湾ドル(12兆3000億円)、営業利益1兆1076億台湾ドル(5兆2000億円)という巨大企業。

 そのTSMCが2021年、熊本・菊陽町に東京ドーム約5個分の広さを持つ第1工場を建設すると決まるや、熊本は大いに沸いた。今後もTSMCの第2工場の建設着工を控えるなど、新たに駅や鉄道路線、高速道路もつくられる現地で、いま起きていることとは――。

阿蘇くまもと空港行きは「満席」

羽田発午前9時台の飛行機は満席。空港内待合所には、日本人以外にも複数のアジア系の男性、家族連れが散見できた。機内に入ると、前の座席には落ち着いた雰囲気のアジア系の男性が座る。両脇には同僚らしきネクタイ姿の日本人サラリーマンが忙しそうにスマホで作業をしている。これから行われる会議についてひとしきり肩越しの会話が終わると、彼らは日経新聞を広げる。 ――TSMCでお仕事ですか? 
そう声掛けをしたが、「いえ、違います」と、取り付く島もない。狭い座席はさらに窮屈になり、居心地の悪い時間を過ごした。やがて飛行機は阿蘇くまもと空港へ到着する。出口ではホワイトボードを掲げた大勢の人が待ち構えている。ボードには個人名や企業名が書かれた文字がいくつも見える。中には台湾語表記もあった。昨年新設されたピカピカの阿蘇くまもと空港。バブルはすでにここから始まっていた。

アルファードの新車で立ち去る台湾人一家

熊本は雨降り。空港からレンタカーを走らせコンビニに立ち寄る。同じブランドの黒色の上下ジャージに身を包んだ夫婦が、惣菜コーナーで品物を手に取り中身を検分している。交わす言葉は台湾語。早口で惣菜の内容について話し合い、いくつかをカゴに入れてレジに進んだ。カゴにはスナック菓子やパン類などの食べ物が多い。さらにタバコの棚をしばらく睨んで二種類を購入し、カード決済をして出て行った。追いかけて声をかける。一瞬、驚いた顔をしたが、台湾人男性はスマホで翻訳ソフトを立ち上げながらタバコを丁寧に開封し、火を付け、そしてゆっくりと深く息を吸った。 ――美味しい? 
 「これはメンソールタバコです」

 ――台湾人ですか? 
 「私は台湾人です」

 ――お仕事は何をされているの? 
 「私の仕事はビジネスマンです」

 翻訳ソフトはテンポが遅く、待つ間の時間が焦ったい。

 ――日本へは何の目的で来ましたか? 
 「私は仕事に来ました。8回目です」

 ――台湾ではどこに住んでいるのですか? 
 「新竹市です。私は北部人です」

 ――TSMCのあるところですね。日本で仕事をされるのですか? 
 「私は家族と日本に暮らします」

 ――お~、楽しみですね。

 「私の妻と子供はワンピース(アニメ)が好きです」

 ――JASM(TSMCが過半数を出資する子会社で、TSMCにとって日本初の工場)で働いてるの? 
 「はい、そうです」

 ――何をする仕事ですか? 
 「難しい仕事です。ストレスが大きいです」

 ――エンジニアですか? 
 「私は日本人が好きです。とても良い国です」

 ――日本ではどんな仕事をするのですか? 
 「分からない。私は勉強しました」

焦れた奥さんがご主人に合図を送る。二人は笑顔で「さよなら」と礼儀正しく丁寧な声をかけ車(アルファード・新車)で立ち去った。後部座席には子供が二人、ナンバーは熊本、レンタカーではない。


「1兆円超」の血税が投入されて完成

TSMCの第1工場のある地域(熊本・菊陽町)は、もともと畑の多い場所だった。特産の人参や大根、今の時期だとキャベツなどを栽培、収穫する農家も数多い。酪農家、養豚農家、養鶏場も点在している。大津町方面から原水駅方面へバイパスを走り右折、緩やかな坂道を登ると柳水湧水公園がある。菊陽町唯一の湧水地だとされるその場所は、綺麗な水を求めて鳥や蝶々、トンボなどが集まり、地域の子どもたちに人気の遊び場だった。しかし、現在では水が枯れ、木道は朽ちかけて雑草だらけの寂しい場所になっていた。湧水池で泳ぎ、周囲の林でトンボを追った少年時代を過ごしたという男性は、「ちょうど地震のあった頃、湧水が枯れてしまった。でもその前から湧き水は少なくなっていたんだ。工場団地ができてからだよ」と呟く。男性は激しく変化する町の変貌についていけないようだ。台湾から半導体工場の進出の話を切り出すと「あれもこれも変わってしまって、私などなんも関係なかもん。町にとってはいいことなのだが…、そういうことはよその人とは話したくない」と、背を向けた。 県道30号線を右折すると、「JASM」と大書された巨大な建造物が視界に入る。高台に建つTSMCの工場は、想像を遥かに超えるスケールだった。過去、日本には存在しなかった規模の半導体製造工場。1兆円を超える血税が注ぎ込まれた工場は、要塞のような体を成している。中央にある正面ゲートには守衛が立ち、出入りする工事車両を誘導していた。県道沿いに広く左右に展開した工場は、中央ゲートのあたりで渡り廊下のように二つの建造物を繋ぐ形になっている。その下をヘルメットを被った作業員たちが大勢で徒歩移動していた。建物の全容も内部構造も窺いしれない。ここで毛先ほどの大きさの半導体を作っていることの想像は全くできない。

よくわからないスローガンが躍る看板

県道に面して、まだ枝葉を伸ばしきれない植栽が植えられている。その奥には噴水や浅い池が見え隠れしている。正式な稼働前ではあるが、県道からはガラス張りの一階のスペースでは、200人は下らない社員たちが長机にパソコンを広げ、何やら笑顔で会話をしている様子が確認できた。近くには整地しただけの未舗装の駐車場が点在し、周辺に収穫を待つばかりのキャベツの畑が広がっている。その脇には大きな看板がいくつもある。土地を求める内容が多いようだ。ある看板には「事業用土地の売買、賃貸」と赤字で大書されており、その下には「熊本で発展を」と誰に向けたのかよくわからないスローガンが躍っている。菊陽町や大津町は、空港からも熊本市内からのアクセスが良いこともあり、熊本のベットタウンとして機能してきた。TSMCが進出を決める前から、田畑や山林を切り開いた工場団地が広がり、運送会社や関連企業を含む多くの企業が進出していた。彼ら企業体からの税収が多いことから、菊陽町は郡部でありながら熊本市との合併を拒み続けてきた経緯がある。熊本インターから町内を抜けるバイパスを走ると目につくのは、スーパーやレストラン、大型の商業施設や自動車ディーラーにハウスメーカーだ。どこにでもある風景なのだが、TSMCの進出を機に、さらに多くの業態がこの地を目指して殺到しているのだ。土地の値段は高騰しているが、次々と売買され、戸建て住宅やマンションが至る所で建設されている。

はっきり言って「大迷惑ですよ」

隣接する大津町でも、マンションや戸建ての住宅の建設が急ピッチで進んでいる。バイパスから見える範囲でも10階建て以上のマンションが何棟も建てられ、資材を運ぶトラック、土砂を運び出すダンプ、自走式のクレーンや、ユンボを積んだトレーラーなどが忙しなく行き来している。県道もより細い道にも多くの車が入り乱れている。JASMの着工から2年――交通渋滞は日常の風景となった。朝夕の通勤通学時間帯、ジリジリと動かない車列の間を横断する歩行者を複数回目撃した。危険この上ない。「いつ大きな交通事故が起きるか分からんですよ。孫の通学路にもなっている道も工事をしている。車1台やっとのところに鼻先を突っ込んで、どこうとしない。子供が事故にあったらどうするつもりか」そう息巻くのは、地元に住む高齢男性だ。彼の所有する土地は現在住んでいる戸建ての家のみ。他の不動産は所有していない。「ウチの場合、15年前に購入した家は2000万少しでした。熊本市内から娘の家の近くに越してきたのです。今は土地だけで評価額が倍近いようです。県外に行っている息子は『早く売ってしまえ』と言いますが、私はここに愛着があるし、どこにも行く当てもない。土地の値段が高騰して喜ぶ連中はいるのだろうが、そんなのごく一部だ。はっきり言って大迷惑ですよ」 商工会に勤める地元住民が語る。

住民の生活は「余計厳しくなった」

TSMCの日本進出が発表される前からマスコミさんから指摘されている通り、この街は空前のバブル景気です。我々としては喜ばしいことだと歓迎しているのですが、住民の立場から物を言うと、土地の価格が異常に上がりすぎていますので、路線価が上がり、住んでいる家の固定資産税が上がり、ただでさえ物価高ですので生活は余計に厳しくなります。建設関係は仕事がこの先何年もありますし、地主さんは余っている土地を売ればいいのですが、土地のない一般の住民からすると、生活は間違いなく厳しくなります。家賃を上げられて泣く泣く閉店する店舗も多数あります。ものすごい数のマンションが建っていますが、そんなところに住むのはここらでは一般的ではなかった。みんな一戸建てが当たり前でしたよ。10年ほど前には3000万で庭付きの戸建てが建てられたのが、今では倍近くになってしまいました。ここに住みたい人も高くて手が出ないですよ」 変わってしまったのは、街の日常風景や土地の価格ばかりではない。取材を進めると、“意外ともいえる現実”がわかった。

 その詳細については、つづく記事『いま熊本では「食堂のパートの時給が3000円」「キャバクラに一晩で100万使う4人組がいる」…台湾半導体「TSMC」の進出によって「いま起きている異変」』でさらに紹介しよう。

 「週刊現代」2024年2月17日号を大幅に加筆

https://news.yahoo.co.jp/article ... bbdfb0bc254f?page=1
https://news.yahoo.co.jp/article ... ebbdfb0bc254f?page=ˊ2
https://news.yahoo.co.jp/article ... bbdfb0bc254f?page=3
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是日本人的擔憂,還是日本人的無奈?
台積電在日本擴廠,特別是屬於村落型社會型態的日本,面對此一衝擊,似乎還難以適應。
物價、房價、租金、土地的高漲,經歷過上世紀末的泡沫經濟,對於目前的熊本,日本人看到的卻是泡沫,而不是日後的半導體榮景。何也?是怕熊本會成為代工產業的第二個東莞?
台灣呢?是不是像熊本一樣每天都在發生,只是台灣人已經麻木而已?
政客與財閥要的是數字與利潤,真正有關心人民的生活嗎?看來日本人的擔憂不是沒原因的。

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