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大日本帝国は「神話国家」だった…日本人が意外と知らない「敗戦前の日本」を支配していた「虚構」の正体4/4(金) 7:03配信
神武天皇、教育勅語、万世一系、八紘一宇……。私たち日本人は、「戦前の日本」を知る上で重要なこれらの言葉を、どこまで理解できているでしょうか?
右派は「美しい国」だと誇り、左派は「暗黒の時代」として恐れる。さまざまな見方がされる「戦前日本」の本当の姿を理解することは、日本人に必須の教養と言えます。
歴史研究者・辻田真佐憲氏が、「戦前とは何だったのか?」をわかりやすく解説します。
※本記事は辻田真佐憲『「戦前」の正体』(講談社現代新書、2023年)から抜粋・編集したものです。
大日本帝国は「神話国家」
では、戦前とはなんだったのか。本書は、神話と国威発揚との関係を通じて、戦前の正体に迫りたいと考えている。
大日本帝国は、神話に基礎づけられ、神話に活力を与えられた神話国家だった。明治維新は「神武天皇の時代に戻れ」(神武創業)がスローガンだったし、大日本帝国憲法と教育勅語の文面は、天照大神(あまてらすおおみかみ)の神勅を抜きに考えられないものだった。
また、明治天皇の皇后(昭憲皇太后)は神功(じんぐう)皇后に、台湾で陣没した北白川宮能久(きたしらかわのみやよしひさ)親王は日本武尊(やまとたけるのみこと)に、日本軍将兵は古代の軍事氏族である大伴氏(天忍日命の子孫)になぞらえられていた。
そして大東亜戦争(本書では歴史上の用語としてこれを用いる)で喧伝されたスローガンのひとつは、神武天皇が唱えたとされる八紘一宇だった。
それ以外にも、国体、神国、皇室典範、万世一系、男系男子、天壌無窮の神勅、教育勅語、靖国神社、君が代、軍歌、唱歌など、戦前を語るうえで外せないキーワードはことごとく神話と関係している。
もっとも、神話が重視されたといっても、大日本帝国政府が神社を縦横無尽に操り、プロパガンダをほしいままにしていたなどと主張するつもりはない。戦前の宗教政策は一貫性に欠け、おおよそ体系的なものではなかった。
それでも、神話は戦前に大きな存在感をもっており、モニュメントやサブカルチャーなどで参照され続けたのである。いわゆる国家神道をめぐるこれまでの議論は、政府や軍部の動きにとらわれすぎていたのではないか。
本書ではそのような「上からの統制」だけではなく「下からの参加」も視野に入れて、神話と国威発揚の結びつきを考えたい。
いうなれば本書は、神話を通じて「教養としての戦前」を探る試みだ。そしてこの試みはまた、今後の日本をどのようなかたちにするべきか考えるヒントになることも目指している。
戦前の物語を批判的に整理する
そのため本書は、細かな事実をあげつらって、神話の利用を解体してそれで事足れりとする立場にも与しない。国家はなにがしかの国民の物語を必要とするからである。
たしかに、国民国家は近代に成り立ったものであり、虚構にすぎないといえばそうだろう。だが、現在の国際秩序はその虚構をベースに動いているのであって、これを否定したところで無政府状態のカオスを招来するにすぎない。
そもそも虚構というならば、人権も平等も皇室制度も貨幣も共産主義もすべて虚構である。そんなことをエビデンスやファクトなどのカタカナを振り回して、あらためて指摘しても意味がない。むしろわれわれが本当に考えるべきなのは、そのなかから適切な虚構を選び、それをよりよいものに鍛え上げていくことではないか。
戦後民主主義の永続・発展を望むにせよ、21世紀にふさわしい新しい国家像を描くにせよ、自分たちの立場を補強する物語を創出して、普及を図るしか道はない。このような試みが十分に行われていないから、戦前の物語がいつまでたってもきわめて中途半端なかたちで立ちあらわれてくるのだ。
「感染症」を終わらせるためには、怖い怖いと「自宅」に立てこもるのではなく、積極的に「ワクチン」を打たなければならない。
そこで本書では、「原点回帰という罠」「特別な国という罠」「先祖より代々という罠」「世界最古という罠」「ネタがベタになるという罠」という5つの観点で、戦前の物語を批判的に整理することにした。
批判的というのはあえて述べるまでもなく、物語にはひとびとを煽動・動員するリスクもあるからである。
このような物語の構造を知っておくと、今日、軍事的な野心を隠さない他国、たとえばロシアや中国の動きを読み解くときにも役立つかもしれない。戦前的なものの再来は、なにも現代日本だけで起きるとは限らないのだから。
また、北朝鮮の指導思想(金日成・金正日主義)と日本の国体思想はしばしば類似性を指摘されるけれども、その比較をたんなる印象論で終わらせないためには、国体思想の核心を正しく掴まなければならないだろう。
もっと身近なところでは、神話の知識はときにサブカルチャー作品の読解にも役立ってくれる。
昨年(2022年)公開された新海誠監督の『すずめの戸締まり』は、明らかに天の岩戸開き神話が元ネタのひとつになっているし、主人公の岩戸鈴芽が宮崎県と目される場所より船に乗り、あちこちに立ち寄りながら東に進むストーリーは、神武天皇の東征をほうふつとさせる。その意味するところは、しかし、神話を知らなければ掴みようがない。
いずれにせよ本書は、過度な細分化で物語を全否定するのでもなく、かといってずさんな物語でひとびとを煽動・動員するのでもなく、両者のあいだの健全な中間を模索することで、目の前の現実に役立てることをめざしている。
この目的のため、本書では、銅像や記念碑などの史跡も積極的に取り上げた。現地に足を運んで、歴史を五感で味わってもらいたいからだ。歴史を一部の専門家やオタクの専有物にせず、また右派や左派のイデオロギーの玩具とせず、ふたたび広く教養を求めるひとびとに開放してその血肉としてもらうこと。それが新しい時代のとば口に求められていることだと筆者は強く信じている。
さらに連載記事<靖国神社は「上から7番目」…日本人が意外と知らない「神社には序列がある」という「驚きの真実」>では「戦前の日本」の知られざる真実をわかりやすく解説しています。ぜひご覧ください。
辻田 真佐憲(文筆家・近現代史研究者)
https://news.yahoo.co.jp/article ... 65de91972015?page=1
https://news.yahoo.co.jp/article ... 65de91972015?page=2
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雖然本文稱不上是新聞,比較像是書評,或是書籍的廣告推薦,但是有些東西還值得省思的,特別是政客如何運用一些手法,達成奪權與統治合法化的目的。
文中說得好,甚麼人權、平等、帝制、金錢、共產主義等都是虛構出來的價值,其目的只是要藉由創造出來的價值,達成奪權與統治合法化。就像日本明治維新的年代,面對美國黑船及外部帝國主義入侵,不得不以強調日本神話國度,重振日本人的民族心,最後失控形成亞洲白人,脫亞入歐的扭曲價值,把日本導入狂妄最終失敗的一敗塗地。若非當年蔣介石的保留天皇提議,讓帝國神話傳下去,否則麥帥手下的和平憲法,豈有日本的皇室保留?不過說穿了,也是蔣介石深黯帝制這虛構的價值,可以免除日本人心渙散下,不會出現第二位希特勒,如三島由紀夫不就是個例子?
台灣呢?現今政客操作下又創造出那些虛構的價值?故事串起來,就知道為什麼會有「民主實驗室」的出現,不就有了答案?
所以如何保持理性的判斷,不被人擺佈左右,是當今重要的。有幸今日媒體網路發達,可以有眾多的訊息資料來源可以提供參考,不是單一來源的灌輸洗腦,但這也為政客所忌憚,當眾多的價值澄清之後,那些創造出來的空泛價值,一一被破除,反而顯露出政客的貪婪與險惡,正是政客所不願看的結果。
批判的というのはあえて述べるまでもなく、物語にはひとびとを煽動・動員するリスクもあるからである。
以上這段建言,不就是台灣目前所最欠缺,而人民也深陷痛苦其中的嗎?提供各位大大參考。
狗吠火車,了然,了然啊!
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